カネキンのこだわり
家は「買う」ものではなく「つくり、育む」もの。
お施主様には、想いがいっぱいつまった家に、安心して住み続けていただきたい。そのために「何年経っても、変わらず愛せる家」を、お施主様とともにつくり上げていきたい。
これが、カネキン陶山建築の家づくりに対する姿勢です。
長く安心して住み続けていただくだめには、メンテナンスの負担がかからないことが大切です。
それにはいい素材と確かな技が不可欠です。素材選びでは、心地よさや耐久性を重視します。高品質な素材を使用した家は、経年が「劣化」ではなく「味、良い古さ」になっていきます。そして、カネキン陶山建築には大工さんが社員として在籍しています。安定した技術とつくり手の顔が見えることが、安心の家づくりだと考えています。
カネキン陶山建築では、私たちのご提案するプランをベースに、計画段階はもちろん、建築中も、何十回にもわたって打合せを重ね、一緒にお施主様の「好き」を実現していきます。
「無駄」は省くことは大事ですが、必要な「手間」を省くことは、決して愛着の持てる家にはつながりません。
たくさんの社員がいて、たくさんの店舗があるわけではありませんが、その分、地域工務店にしかできない徹底管理・徹底サポートが自慢です。
1棟1棟を確実に現場管理し、家づくりを始められる際の土地探しや仮住まい探し、ご売却もサポートいたします。
地域工務店としての責任を持ち、いつでも身近で相談しやすい存在であり続けることを目指しています。
鉄筋コンクリートベタ基礎
基礎は建物の重量や地震・台風等の外力をしっかりと地盤に伝えるという重要な役割を持っています。カネキンでは、鉄筋コンクリートによる耐震ベタ基礎工法を標準採用しています。
地盤に施工された鉄筋コンクリートの面全体で建物を受け止め、力を分散します。
厚さ150mmの土間コンクリートのベース全面に太さ13ミリ(D13)の鉄筋を150ミリピッチで配列しています。
この高い剛性の基礎とホールダウン金物、アンカーボルトで柱や土台と強固に緊結された構造体が、大切な住まいを力強く支えています。
さらに床下の換気に基礎パッキン方式を採用することにより、基礎を欠損のない連続した一体構造とし、建物の荷重や揺れを効果的に地盤に伝達させます。
基礎パッキン工法は、従来の工法では換気できない床下の入り組んだコーナーの隅々まで湿気を残さず排出し、乾燥した床下状態を保ちます。また、基礎と土台の間にパッキンを設置すると、土台の乾燥状態が保たれシロアリが生息しにくい床下環境をつくります。さらに、床下地にもシロアリを寄せ付けにくいヒノキを採用しています。
構 造
カネキンの家は、木造軸組工法が基本になっています。
軸組工法は、柱や梁の骨組みで構成され、屋根形状やレイアウトの自由度が高いこと、増改築やメンテナンス性にも優れていること、無垢の梁や柱といった木の温もりが感じられるなどのメリットがあります。
柱はすべてヒノキの4寸角(12ミリ)を標準採用し、筋交いも併用しつつ、柱・梁・土台などの接合部を大量の耐震金具(各種ボルトや補強プレート類)を使って補強し、構造用のパネル ダイライトで壁を一体化することにより、地震などの外力を建物全体に分散し、高い耐震性能を発揮します。
この木造軸組+金物・パネル工法により、地震や台風の脅威から家族の安全と財産を守る高い耐震性能を備えつつ、ダイナミックな構造体の梁をそのまま見せた「あらわし」施工や、無垢の木に囲まれた心地よい空間が生まれます。
ダイライト構法
「ダイライト構法」とは、世界初の無機質エンジニアリングパネル「ダイライト」を在来軸組工法の外壁と内壁の下地材に、耐力面材(地震や台風など外からの力に耐えられる壁)として用いることで壁倍率5.0を誇る、最強度の新しい壁構造です。「ダイライト構法」は力を面で支える軸組パネル工法なので、これまでの筋かいを使った軸組工法より、地震・台風・火災などの災害に強い、丈夫で長持ちする住まいをつくることができます。
もちろん筋交いと併用することもできます。
無垢材・自然素材
カネキンの家は、床材などの内装材は無垢材を使います。
「無垢(むく)」というのは、全く混じりもののないこと。
純粋であること。つまり「無垢の木」とは、表面から芯まで、天然の木100%です。
無垢の木は断熱性に優れており、冬に裸足でいても床暖房がないのに床があたたかく感じられます。これは木が発熱するわけではなく、高い断熱性のため熱が奪われないからなのです。
また、無垢の木には天然の調湿効果があります。
木は常に湿気を吸ったり吐いたりして呼吸しています。それによって無垢の木は、湿度の高い日本の環境でも長持ちするのです。
自社大工へのこだわり
カネキン陶山建築には大工さんが社員として在籍しています。
それが他の住宅会社と違うところ。
家は店先で買う商品ではありません。どんなに技術が進歩しても家は「人が作るもの」です。
1棟の家を建てるためには数十人、時には数百人の職人が出入りします。
「自分の仕事だけで人の仕事は関係ない」のような個人主義ではいい家はできません。要である大工の手腕や施工会社のチームワークというのはとても重要です。
カネキンの場合「職人気質」というより「多様なリクエストに応じる柔軟さ」で、心から家づくりが好きな30~40代の若い職人が中心となり、時には職種を超えた協力体制で大切な家づくりを支えています。